「山科の歴史・魅力探訪」講座は、欠席者が少なく、参加率が非常に高い講座です。 第2回目(5/2)のガイドは地元「ふるさとの会」の浅井定雄さんと林伸行さんが講師で、解説がよく聞こえるように2班に分けて実施されます。

「ふるさとの会」歴史部会の詳細な資料を作成していただき、スタッフの方が10名ほど付いていただけるので安全面でも質問するにも気軽に聞けてありがたいです。
5月2日の第2回講座では、出発地の地下鉄御陵駅から、まずかつて東海道が通っていた場所に行きました。山科と東海道は結び付いていなかったのですが、一里塚があった場所も見ることができました。その後、華山寺で大きなケヤキの木を見てから、僧正偏昭が創建した元慶寺に向かいました。元慶寺は花山天皇の出家の舞台となったお寺で、竜宮作りの門は立派で見ごたえがあり、境内のツツジやオオデマリも満開でした。講師の方からは、山科の水路や国鉄建設時の話も詳しく聞けました。実際に、その場所に立ってその跡を見ながら解説を聞くので、歴史と地理と現在のつながりが実感できる気がします。歴史と自然に触れられるとっても魅力的な講座です。
今回は前回より短い距離を歩きましたが、史跡面では、はじめて知ったことが多く参加者も満足感が高い講座との声も聞こえていました。次回の山科本願寺と蓮如ゆかりの地訪問も楽しみです。

5年目を迎えた「劇を創る―高齢者の創造活動」。日頃思うこと、心に留まったことなどを絵にして、そのエピソ-ドを語り合い、たちまち寸劇を作り上げます。話し合いを重ねながらストーリーを創り上げます。講師は京都自動青少年演劇協会代表世話人・荒木昭夫さんです。

「言いたいことを劇にする」。この講座方式は変わりません。「面白そう」と吸い寄せられて、初めて出会った人たちの集団。5年生二人、3年生二人、2年生二人、1年生一人。4月3回の講座でもうすっかり家族です。―劇のある暮らし―。ちょっと一言、会話をすれば、みんな同じ体験をしてきたことがわかるのです。人間ってみんな正直ですね。「創る」という目線で見れば、すっと未来も我がコトのように見えてきた体験。これが人格を形成します。人さまとの、付き合い方も見えてきます。それが“演劇”という表現活動なのです。
月3回のペースで開催する講座で、早くも4月の講座で作品「歌が……聞こえる」というお話が出来上がりました。粗筋は…西陣です。機織りの音は途絶えました。少しばかりの手内職と、少しばかりの年金暮らしの一家に心配事がつきません。一人息子はいまだ独身、35歳、ひきこもり。60年前、19歳で家出をしていた姉が突然現れました。フランスで歌を唄って暮らしていたって?そんな婆さんがかってにまいこんできて! でもその婆さんの活力がすごい。貧乏なんてへっちゃらで。体が歌えば心が弾む。そう。京西陣には「どんぐり合唱団」という「先達」がありました。