目的とねらい

京都には京都市が指定する47業種の伝統産業や優れた職人、多くの老舗があります。京都あるいは近くに住んでいても知らないことも数多くあります。専門職人として様々な分野で働く方々からお話しいただき、新たな発見と見識を深めます。

会場

河原町学舎

定員

40名

日程

第4水曜日13:30~15:30(材料代が必要な場合があります)
(日程等は一部変更になる場合があります)

1.瓦屋さんの瓦の話:4月26日(水)
日本の瓦の成立ち・歴史の解説と、身近なようで知られていない和瓦のお話をします。工事業を営む者の視点から現代の施工技術や瓦の性能についても触れます。
光本大助(京都府瓦工事共同組合理事長光本瓦店有限会社代表取締役)

2.京町家の改修 主に大工工事:5月24日(水)
画像で実際の現場の模様を見ていただきます。
谷口昇(有限会社日昇工業代表取締役)

3.文化財から一般の畳の状況:6月28日(水)
「今、畳が日本から消えかけています」皆さんのお家にある畳が現在無くなり始めています。広島や岡山では現在藺草も生産されておらず、日本古来の畳が外国に依存しなくてはならなくなりました。国内藺草と伝統の技術の現状等をお話し致します。
磯垣昇(磯垣タタミ、京都畳商工共同組合理事長、文化財畳保存会副会長、京都府伝統産業名工受賞)

4.京竹工芸を始めて10年の今:7月26日(水)
京都の外から京竹工芸の世界に飛び込んで十年の職人が、始めてみてわかったこと、続けてみてわかった工芸の現状を竹工芸の解説とともにお話しさせていただきます。
細川秀章(竹工房喜節代表、竹工芸編組1級技能士、京もの認定工芸士)

5.螺鈿の魅了講演と少しの体験:8月23日(水)
貝殻で鮮やかな京漆器・螺鈿が魅了する技を語り、少しばかり小物作製を体験して頂きます。
野村守(嵯峩螺鈿・野村代表伝統工芸士)

6.鏡づくりの山本家と青銅鏡の歴史:9月27日(水)
明治の時代から全国唯一、銅鏡づくりの技術を受け継ぎ、現在5代目。4代目を引き継ぎ、魔鏡づくりを再現・復活した講師が、青銅鏡の歴史と技術の伝承を語ります。
山本富士夫(京都府匠会所属銅鏡師山本合金製作所取締役)

7.京表具―受け継ぎ、伝えるもの:10月25日(水)
先代より受け継ぎ傷んだ掛軸や屏風。大切な書画を修復し、次代へ伝える京表具の技術は、愛でられた人々とともに、先輩表具師の想いも受け継ぎ、伝えていきます。
井上利彦(京表具 井上光薫堂代表、伝統工芸士)

8.組紐の歴史とこれからの組紐簡易組紐体験付き:11月22日(水)
時代と共に変化する組紐の用途とその歴史を解説します。また簡易な道具を使用して実際に紐を組む体験をして頂き、組紐の構造の説明と、現代での使われ方などをご紹介します。
材料代1000円必要
八田俊(有限会社昇苑くみひも)

9.仏師という仕事―仏像彫刻の”今”とこれから:12月27日(水)
あまり知られていない仏師というお仕事。今まで何十体と手がけてきた造仏、修復の中から驚きのエピソードを紹介。お寺や仏教の布教活動としての新しいものづくりや活動内容もお話します。
宮本我休(仏所宮本工藝代表、京もの認定工芸士)

10.京印章の歴史と篆刻体験:2月28日(水)
前半は平安時代から続く京印章の歴史をたどり、後半は石材を用いた1文字篆刻体験を行ないます。
材料代500円必要
河合良彦(河政印房、1級印章彫刻技能士、京もの認定工芸士 京印章)