目的とねらい

2年続いた「おくの細道」と同じ講師がテーマを変えて講義します。
徒然なるままに日暮らし硯に向かひて心にうつりゆく由無しごとを―(徒然草序段)。おそらく、日本古典の中でもっとも有名な一章のひとつであるこの短文を私たちはきちんと理解してきたのでしょうか。そして『徒然草』が全体として言おうとしていることを、ちゃんと理解しているのでしょうか。「随筆」という。あまりにも近代的なジャンル分けに安どして、いわば木を見て森を見ない結果に陥ってはいないでしょうか。『徒然草』とは主題別に書き継がれた短編のオムニバス集ではないのでしょうか。そのような新しい見地から読みなおす『徒然草』です。目が覚めます。

会場

河原町学舎

定員

40名

テキスト

『徒然草』岩波文庫(定価税込1,145円別途必要)
※参考書『恋の隠し方兼好と「徒然草」』.光田和伸著書青草書房

責任講師

光田和伸(前国際日本文化研究センター准教授)

日程

第3火曜日13時30分~15時30分
(日程等は一部変更になる場合があります)

1.序段と終段~(1) : 4月18日(火)

2.序段と終段~(2): 5月16日(火)

3.「正気」という埒(1):6月20日(火)

4.「正気」という埒(2): 7月18日(火)

5.糧のちから(1):9月19日(火)

6.糧のちから(2) :10月17日(火)

7.東の原理、西の原理(1):11月21日(火)

8.東の原理、西の原理(2):12月19日(火)

9.「書けない恋」を書く(1):2月20日(火)

10.「書けない恋」を書く(2):3月20日(火)