目的とねらい

長く暮らしていながら知らなかった、気付かなかった「京の都の歴史と文化」を深く掘り下げます。今年度も、教室での講義だけでなく、「現地」を訪れ、そこでの講義とともに史跡や建造物などを実際に見て、イメージをふくらませ、歴史に思いをはせます。また、テーマに即して、古より現在に至る京の歴史と文化に潜む魅力を講師・語り部とともに交流し深める講座を目指しています。

会場

河原町学舎(ただし、5月・11月は現地集合)

定員

40名

日程

第3木曜日13:30~15:30
入場料が必要な場合があります。

1.京のど真ん中四条烏丸は『和歌』の花盛り:4月20日(木)
木村哲夫(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草会員)
四条烏丸周辺に和歌が花盛り「?」と思われますが、この周辺は古くから人々が生活していた所で、現在も小さな祠や寺社、駒札、石碑等が残っており、これらの歴史に関係した人々は必ず和歌を詠んでいます。これらの和歌を通じて、当時の人々の心情や背景から面白い事実を知ることができます。この地域の千年の歴史と和歌を楽しみます。清少納言、義経、俊成、定家、皇女和宮・・・・・

2.「西陣」に対する「東陣」とは:5月18日(木)
会場:西陣の町屋「古武」(上京区大宮通今出川上る)
古武博司(西陣の町家 古武主宰)
上京の町家「古武」に集合、座学約1時間、後半は、講師の案内で、「東陣」の名残をぶらり歩きで訪ねます。
西軍が拠点とした「西陣」は織物産業の中心地としてその名が世界に知られ、今出川通大宮東入ルの京都市考古資料館(旧西陣織物館)前に西陣の碑が建つ。一方、東陣の地には、応仁の乱勃発(ぼっぱつ)地の碑がある上御霊神社や、室町幕府政庁の「花の御所」跡(現同志社大寒梅館)などがあるものの、地名としては残らなかった。何故なのか?そして今日的価値について。

3.祇園祭:6月15日(木)
小松香織(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草理事長)
祇園祭をひと月後に控え、いわれや見どころなど講師自らが撮影した写真をもとに紹介します。

4.雑学「五山の送り火」:7月20日(木)
芦田喜雄(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草理事)
8月16日の「五山の送り火」を、「雑学」といいつつ、再度その歴史をたどり、また、現在のありようや見方・楽しみ方を考えます。

5.古事記はおもしろい:9月21日(木)
堂園光子(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草会員)
「古事記」、「日本書紀」、そんなんわからん、という方もこの講義で身近に感じてもらえると思います。

6.「鴨社」と京都:10月19日(木)
光田和伸(前国際日本文化研究センター准教授)
『古事記』は「大国主の系譜」の筆頭に「阿遅鋤高日子根神」を挙げ「迦毛大御神と謂ふぞ」と言います。しかし、京都の上賀茂神社の祭神は、これとは無縁な「鴨建角身」の系統なのです。古来の謎の真実に迫ってみます。

7.京都鉄道史あれこれ:11月16日(木)
会場:京都鉄道博物館(講座は、梅小路公園内「緑の館」にて)
講座終了後、鉄道博物館見学希望者は別途1,200円必要
吉岡央(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草会員)
講座の前半は、京都の鉄道の発展史など交通・物流に関わる興味深い講義を予定。終了後、希望者での自由参加となりますが、鉄道博物館の見学を行います。事前に下見したスタッフの話によりますと、迫力たっぷりの博物館で、初めての方には特に見学お勧めとのことです。

8.やさしい仏像の見方:12月21日(木)
田村光弘(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会 都草理専務理事)
お地蔵さまの頭はなぜお坊さんの頭と同じなの?お釈迦さまと阿弥陀様の違いは?パンチパーマはなぜ?などなど何気ない疑問を解いていきます。

9.近代京都における乳食文化の受容と展開:2月15日(木)
橋爪伸子(同志社大学講師)
明治初期、全国に先駆けて牛と羊を輸入し府営牧畜場を開設した、乳業の先進地京都における乳食文化の受容と展開を探ります。

10.秀吉と京都:3月15日(木)
林寛治(特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草監事)
聚楽第、お土居、伏見城など京都に残る秀吉関連の史跡から、秀吉の京都における歴史とその足跡を学びます。