目的とねらい

長く暮らしていながら知らなかった、気付かなかった「京の都の歴史と文化」を深く掘り下げます。今年度は、従来の教室での講義だけではなく、現地での講義とともに展示物や建造物も見ることができる講座や京都の史跡や行事、伝承などについての講座も加わりました。また、テーマに即して、古より現在に至る京の歴史と文化に潜む魅力を講師・語り部とともに交流し深める講座とします。

会場

河原町学舎 ただし、5月・10月は現地集合、現地解散

定員

40名

協力

特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 上京探訪シナリオ研究会

日程

第3木曜日 14:00~16:00

1.京都の社寺と動物:4月21日(木)
講師 坂本孝志 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 理事長)
伏見稲荷大社の神使はなぜ狐なのか、また甘南備寺に伝わる動物が人間に生まれかわった不思議な話とは…。社寺と縁のある動物20匹にスポットをあてながら、京都の底知れぬ魅力について語ります。

2.東寺の歴史と文化財:5月19日(木)
会 場 東寺客殿にて講義と拝観(拝観料400円別途必要)
講 師 新見康子(東寺文化財保護課長)
東寺は、弘法大師空海以来の密教美術の宝庫です。国宝や重要文化財指定のものだけで も、約80件2万点以上にものぼります。本講座では東寺境内の見学の前提として、東寺の歴史や 伽藍・仏像について概観しておきたいと思います。

3.雑学 祇園祭:6月16日(木)
講 師 芦田喜雄 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 理事)
重要無形民俗文化財に指定されている「祇園祭」の山鉾行事の見方、楽しみ方が数倍広がるそのトリビアの数々をご紹介致します。祇園祭の長い歴史の中で「由来~鉾建て~巡行」までを検証し楽しみたいと思います。来月からの前祭、後祭の見どころも一緒に紹介いたします。

4.京のご利益めぐり:7月21日(木)
講 師 藤井久美子 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 理事)
京の都には社寺のご利益が生活の中に今尚息づいております。
人生の節目、節目に平安と心の安らぎを求めてお参りするご利益を巡ります。

5.池坊・六角堂と生け花の歴史:9月15日(木)
講 師 細川武稔(華道家元池坊総務所 中央研究所)
いけばな発祥の地である六角堂(京が都となる以前の6世紀建立)、その北側の池のほとりに小野妹子を始祖とする住持の坊舎があったことから、歴代の住持は「池坊」と呼ばれるようになりました。六角堂の成り立ちから、いけばなの成立と発展、現状について学びます。

6.京都1220年・上京町の魅力:10月20日(木)
会 場 西陣の町家・古武 (上京区大宮通五辻上る)
講 師 古武博司 (上京探訪シナリオ研究会 西陣の町家・古武主宰)
京町屋にての講座です。平安京、応仁の乱、秀吉・家康、洛中・洛外、明治・大正へと、平安以前から現在に至る京都を概観し、その変遷と町屋、人々の生活に思いを巡らします。

7.京の紅葉めぐり:11月17日(木)
講 師 小松香織 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 副理事長)
まるで万華鏡を覗いているかのような紅葉の彩りに魅せられ、はや20年。京の紅葉ハンターの私が撮り続ける写真をご覧いただきながら、その魅力をご紹介いたします。

8.近世から近代における京菓子の広がり:12月15日(木)
講 師 橋爪伸子(同志社大学講師)
和菓子と呼ばれる菓子は、17世紀後期京都で完成し、江戸や諸国城下町へと伝播して京菓子と呼ばれます。それぞれの地域で個性的な展開をみせる「京菓子」の様相を探ります。
お菓子を食べつつ(予定)、テーマに即した質問・意見交換をしたいと考えています。

9.意外と知らない幕末のこと:2月16日(木)
講 師 熊谷喜輝 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 理事)
漠然と幕末といっていますが、何日頃からでしょうか。そして、京都が多くの舞台の中心となっていました。手作りの資料で事件の関連性や流れ、また史跡を案内したいと思います。

10.京の伝説を訪ねて:3月16日(木)
講 師 林 寛治 (特定非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草 監事)
京都の町には歴史としては記されていませんが、人々の間で語り継がれてきた伝説が各地に残されています。羅城門や一条戻り橋など伝承の数々についてお話ししたいと思います。