目的とねらい

10、2、42・・・この数字は、芭蕉と曽良が現在の宮城県、岩手県、山形県にそれぞれ宿泊した日数です。旅の全宿泊数のほぼ三分の一は、山形県でのものです。1、0・・・こちらの数字は宮城県、岩手県の現地で実際に作られた発句(俳句)の数です。松島どころか仙台でも平泉でも作句はありません。山形県ではたくさんの句が現場で作られています。名作紀行文の旅の偏りはなぜなのでしょうか?そこから見えてくる旅の真実に迫ります。

会場

河原町学舎

定員

50名

責任講師

光田和伸(国際日本文化研究センター准教授) :全日程担当

日程

第2火曜日10:00 ~ 12:00

テキスト

「新版 『おくのほそ道』現代語訳/曽良随行日記付き」(角川ソフィア文庫)
※テキスト代は受講費に含む

1 ある時は仕官懸命の地をうらやみ
芭蕉隠密説の真実
4/14(火)
2 曽良は河合氏にして惣五郎といへり
曽良の『随行日記』出現
5/12(火)
3 草の戸も住み替わる代ぞ
遅れに遅れた「旅立ち」
6/9(火)
4 青葉若葉の日の光
一日も居なかった「日光滞在」
7/14(火)
5 田一枚植ゑて立ち去る柳
余瀬・黒羽・蘆野の夏景色
9/8(火)
6 風流・みちのくぶり
白河の関を越えて須賀川へ
10/13(火)
7 道路に死なん、これ天の命
死地・仙台藩領に入る
11/10(火)
8 疑ひなき千歳の形見
壺の碑、塩竈と松島
12/8(火)
9 笠うち敷きて涙を落とし
平泉・義経追慕の時間
2/9(火)
10 恙なう送りまゐらせて仕合はせ
山刀伐峠の恐怖
3/8(火)