今回は「一味和合(いちみわごう)」という題で、仁和寺の立部祐道師に法話を頂きました。開口一番「今日は……『高齢者大学』とお聞きしておりましたが…確かに『高齢者』…大学ですなあ」と受講者の笑いを誘う、気さくな立部講師。「あいにくの雨ですが、私は今日、胸をときめかして皆さんにお会いしに来ました」と、受講者を温かく迎え入れておられました。
仁和寺の成立(886(仁和2)年に光孝天皇の勅願で建てられ、息子の宇多天皇によって落成)、門跡寺院(皇室とゆかりの深い寺)の筆頭としての地位確立など歴史についてお話頂きます。随時冗談を挟みながら、「全く異なるもの、いろいろなものを寄せ集めて、一つになってこそ豊かなものになる。それを大事にしていかなくてはならない」と“一味和合”の精神の大事さを説いて頂きました。
その後、仁和寺の広い境内をご案内頂きました。受講者は、美しい緑や盛りのつつじを横目に鳥の鳴き声を聴きながら、桜の喧騒が去った静かな霊明殿などを拝観しました。

 2017年度の「宗教の世界」第2回目(5/10)は、仁和寺(真言宗御室派総本山)を訪ね、立部祐道師(真言宗御室派管長・総本山仁和寺第50世門跡)に法話を頂きました。法話の後は2班に分かれてお坊さんの案内で拝観・見学。