2017年度 京都高齢者大学校 講座案内

注目

受講申込書の請求

過去に講座(公開講座含む)を受講された方(第1期生から第4期生)、問い合わせ・資料請求があった方には「受講申込書」付きパンフレット(無料)を郵送させていただきます。
それ以外の方でパンフレットをご希望の方は、電話またはFAXでご請求ください。
パンフレットの発送は「2016年12月15日(木)」以降を予定しています。

電話:075-256-2001
FAX:075-222-2072

申込方法

「受講申込書」に必要事項をご記入の上、郵送またはFAXでお送りください。
ホームページの「受講申込」からも申し込み可能です。(「2016年12月15日(木)」以降)

申込期限

各講座とも、申込期限内であっても、定員になり次第、受付を終了します。
お申し込みいただいた方には電話・郵便等で受講登録受理をお知らせします。

第一次締切:2017年2月28日(月)
第二次締切:2017年3月31日(木) それ以降も随時受け付けます。

受講料

申し込みいただきましたら「郵便振替用紙」をお送りします。
入学金5,000円(第1期生から第4期生は3,000円)、および申し込み講座の受講料の合計を郵便局からお振込みください。

講座案内

日程等は一部変更になる場合があります。
1.時事問題を考える
日程:第3水曜日13:30~15:30(ただし、9月は第4水曜日)
定員:50名
2.健康講座―健康寿命を延ばすための心がけ
日程:第1木曜日13:30~15:30(ただし、5月・9月は第2木曜日)
定員:40名
3.京の都の歴史と文化
日程:第3木曜日13:30~15:30
定員:40名
4.そうだったのか!! バイオの世界
日程:第3金曜日13:30~15:30 終了後:自由参加で「バイオカフェ+30」
定員:50名
5.宗教の世界
日程:第2水曜日13:30~15:30(ただし、10月は第2火曜日―予定)
定員:40名
6.劇を創る―高齢者の創造活動
日程:第1・第2・第3火曜日13:30~16:30
定員:20名
7.うたごえ講座―みんなでつくる うたごえ喫茶
日程:第2木曜日13:30~15:30
定員:40名
8.『徒然草』その真実
日程:第3火曜日13:30~15:30
定員:40名
9.京の職人―匠のしごと―
日程:第4水曜日13:30~15:30
定員:40名
10.日本の近現代史―戦後をどう見るのか
日程:第4金曜日14:00~16:00
定員:40名
11.ぶらり京都のまちあるき
日程:第4木曜日10:00~12:00(ただし、7月・12月は第2木曜日、7月は13:00時集合)
定員:45名(15名×3班)
12.山科の歴史・魅力探訪★新規講座
日程:第1火曜日13:30~15:30
定員:50名(15名×2班)
13.百人一首で、京都を歩く★新規講座
日程:第2火曜日10:00~12:00
定員:25名
14.楽しいマジック
日程:第4火曜日13:30~15:30(ただし12月は第2火曜日)
定員:30名
15.はじめて描く・水彩画入門 ― 平和のための「花ひと枝」★新規講座
日程:第1金曜日(ただし5月は第2金曜日)
定員:30名
16.初心者でもうまくなる!デジタル写真講座★新規講座
日程:第1・第3木曜日10:00~12:00(ただし5月は第2・第3木曜日)
定員:30名(15名×2班)
17.京響現役団員が演奏と解説する音楽教室★新規講座
日程:第4月曜13:30~15:30(ただし、1月は第3月曜日)
定員:60名
18.意外とオモロイぞっ!植物園
日程:5月・7月・11月・2月の第2金曜日13:30~16:00
定員:35名
19.パソコン講座
日程:毎週金曜日13:30~15:30
定員:20名

詳細は「募集要項」をご覧ください。

『バイオの世界』第5回(9/16)は、バイオの実験体験「牛乳豆腐を作ってみよう」。今まで特別企画としてバイオの実験体験を実施して非常に好評だった為、本年度は講座のメニューとして登場。長浜バイオ大学アドミッションセンター室主任の黒田智さんが非常に丁寧な実験指導とわかりやすい講義で、料理教室のような雰囲気で楽しくバイオを学びました。

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受講生からの要望で、「バイオの実験もぜひやってみたい」との声を受け、昨年から特別企画で「生命の設計図DNAを取り出してみよう!」や「酵素の力でチーズを作ろう!」を実施。頭とともに手や口も動かし楽しくバイオを学べると好評で今年から正規講座の一つとして実施となりました。今回はインドの牛乳豆腐「パニール」を白衣やキャップ、マスク等もつけ、研究者になりきって、皆さんお互いに半世紀ぶり?の実験に興奮して取り組みました。黒田先生の事前準備も綿密にしていただいたおかげで受講生のほとんどがこのインド式ナチュラルチーズ作りに無事成功。一部失敗された方も、「楽しかった。家に帰ったらぜひ成功させます!」と実験体験にはみな満足感がいっぱいでした。来年もバイオ実験を入れてとの声も聞こえました。その日の受講生の声を一部だけ紹介します。
「高校以来の『実験』にドキドキ。簡単なようで手際よくはできませんでしたが、手作りの出来上がりに“ニッコリ”でした。経験的には知っていましたが「乳糖不耐」という言葉を初めて知りよかった。少し深い講義内容も、料理とは違う「実験の意味」が少し深められ興味深かったです。」「実習と講義がバランスよく展開され、楽しいバイオの世界でした。タンパク質のお話で生命体のすごさに感動です。」「楽しい講座ありがとうございました。頭と手を両方使えてあっと時が過ぎて行きました。普段の生活の中でも、タンパク質の変質、覚えておいて意識していきたいと思います。」「人間の体の中で化学反応がたくさん行われて生命が維持していることを初めて知りました。チーズの作り方も楽しかったです。」

9月15日「京の都の歴史と文化」。本日のテーマ「池坊・六角堂といけばなの歴史」と題する講師は、池坊中央研究所の細川武稔先生です。京の都に今でも響く鐘のある六角堂と華道について教えて頂きました。京都に長く暮らし六角堂は身近な存在でも、六角堂と池坊の関係について知らない方は多いのではないでしょうか?

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2.華道の成立―もともとは、仏前の供花や鑑賞用の花として飾られ、数百年の経過の中で、次第に客へのもてなしの一つとして発達、形式化していったようです。池坊が花をいけた最古の記録は、1462年の「碧山日録」に、12世専慶が依頼されていけたと記されています。(2月25日「春公招専慶、挿花草於金瓶者数十枝、洛中好事者来競観之、・・・・」、10月2日「春公為王代父 岸、設施食会、専慶来、折菊挿於瓶、皆嘆其妙也、・・・・」)
また、文明18年(1486年)の奥書をもつ「花王以来の花伝書」が伝えられており、画像で紹介されました。現在でも「大巻」と呼んで重視している文書のなかに「・・・花々をかざり、よろしきおもかげ・・・」という一節がありまして、眼には見えないよろしき風情を感じ、自然の再構成をはかるというようなことらしいのですが、何か奥深いものを感じました。
以下「立花の大成」「家元と門弟」「生花の成立」「近現代の池坊」は省略しますが、創建当時から現在に至る池坊と華道としての成立、発展を学ぶ2時間でした。現在は、家の様式の変化や経済状況、若者の減少などなど困難な側面はあるものの、伝統を活かし、また新たな発展・普及を目指しておられます。

さまざまな宗教を学び触れることで、世界を広げ生きる一助になることを目指す講座「宗教の世界」第5回(9/14)は大本教(亀岡市)で、山田歌師の案内と解説で敷地内の亀岡城跡見学に始まり、斎藤泰師(大本教学研鑽所事務局主幹)に「大本の開教と世界平和 二度の宗教大弾圧を乗り越えて」の講和を頂き、秋の始めの大本教本部を訪ねました。

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%e5%ae%97%e6%95%99%e2%91%a4160914%e5%a4%a7%e6%9c%ac%e6%95%99-046%e5%ae%97%e6%95%99%e2%91%a4160914%e5%a4%a7%e6%9c%ac%e6%95%99-028京都府亀岡市・丹波の大本教を訪ねた受講者たちは、明智光秀の居城、丹波亀山城跡を歩きながら、山田歌師から丹波の地名(田に関わる名前が多い等)や起源、歴史、大本教の成り立ち、弾圧についてお話を頂きます。なんと、出口王仁三郎聖祖は丹波亀山城と彦根城のどちらを買うか迷うほど、当時は城が二束三文だったそうです。大本本部に場所を移し、お茶を頂いた後、斎藤泰師から大本教の教義と弾圧についての詳しいお話を頂きました。大本教団は戦前・戦中に二度にわたって弾圧を受け、施設が破壊つくされた。石造りの観音坐像も破壊され、首と手足が落とされ、瓦礫の中ら発見されるが、今も頭部だけは見つからず、元の修復された城跡の石垣の上に安置されている写真上)。こうした大弾圧を乗り越えて発展。芸術文化活動や世界平和を目指す外郭団体とともに精力的な活動を展開している。豊富な資料や書籍も提供いただき、大いに学び、感謝の講座となりました。

健康講座の夏休み明け最初の講義は、9月1日に第5回目として行われました。空気が乾燥して鼻や喉の健康が気になる秋。京都市上京区で長年、町の人々の鼻喉耳の健康を見守ってくださっている鈴木由一先生(耳鼻咽喉科鈴木医院院長)に「普段よく見られる耳鼻咽喉科の病気」について詳しく教えて頂きました。

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%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%ac%9b%e5%ba%a7%e2%91%a4160901-016鈴木先生の穏やかでゆったりとした京都弁で講義が始まりました。まず、①町の開業医で見られる「一般的な耳鼻科の病気」として、蓄膿症、アレルギー性鼻炎などを挙げられます。そして、②鼻血の止血方法(ティッシュを鼻に詰めるのは避ける、仰向けに寝ると窒息や嘔吐の原因になるので避ける等)や、③アレルギー性鼻炎・花粉症(日本人は50%がなんらかのアレルギー性疾患を持っている)の対症療法・治療法について鼻の構造をスライドで解説しながら説明してくださるなど、非常に生活に密着した内容と続きます。また、④耳・鼻・喉に異物が入った場合、⑤高齢者の難聴と補聴器についてと、毎日の生活を健やかに送る実際的な方法について教えて頂きました。魚の骨が喉に刺さっても、決してご飯を飲み込んだりせずに耳鼻咽喉科へ行きましょう。高齢者の3人に1人は難聴です。補聴器をつけると生活の質が上がります。是非に耳鼻咽喉科でご相談を。

「京の職人―匠のしごと」⑤(8/24)は川人一郎さん(川人象嵌代表取締役)が「京象嵌の歴史と川人象嵌の沿革と歴史」と題して解説。川人さんを含めた5人の職人さんの指導でアクセサリー制作を体験しました。

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「劇を創る」講座は大詰めを迎え、作品公開発表会が10月4日(火)午後3時開演で開催されます。四期目の今年の作品をぜひたくさんの方が観劇してください。

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写真は稽古風景です。7人の受講者が演じるのは「ホーム・あかつき」で、ピアノとトランペットの友情出演が花を咲かせます。プロローグは認知症を抱えるきょうだい家族の苦悩から。グループホームに入所することになり、そこで展開する職員と入所者さんたちの物語ですが、1から創りあげた出来栄えは見てのお楽しみ。発表会は、長浜バイオ大学河原町学者(京都府立医大病院の向かい側)4階教室で、開場14:30、15:00開演、約60分の力作です。たくさんの観劇来場をお待ちします。

「京の職人―匠のしごと-」第4回(7/27)は「清水焼の歴史と現状、手ごね体験」です。受講者は、講義室から飛び出して清水焼団地へ。現地・清水焼の郷会館で清水焼の歴史などについて、谷口正典さん(陶芸家・日本新工芸家連盟評議員、京都府美術工芸作家協会会員)に教わった後、なんと!陶芸家の指導を受けながらの焼き物手ごね体験となりました。窯の温度に劣らず熱く燃えた講義となりました。

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多くの高校で自習扱いとなってしまう「近現代史」。ちゃんと学びなおしてみませんか?「日本の近現代史」第4回(7/22)は原田敬一先生(佛教大学歴史学部教授)に、「帝国とデモクラシー」と題して、近代日本がどのように植民地政策を進めていったか、一方で国内・アジア各地で広がる民主主義運動はどのように展開されたかを学びます。

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長く暮らしていても知らない京都を、もっと深く知ろう。「京の都の歴史と文化」の第4回目(7/21)は、「京のご利益めぐり」を藤井久美子先生(特別非営利活動法人京都観光文化を考える会・都草理事)に詳しく解説していただきました。老いも若きも、「みんな大好き・ご利益めぐり」の始まり始まり!!

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藤井先生の張りのある声の元気な挨拶で、すでに運が開けそうな予感が高まって始まりましたご利益講座。まずは、私たち人間と神の関係を時間軸に沿って解説されます。古代から始まり、縄文時代・弥生時代、そして現代へと、私たち人間が、どのように自然の中から神を見出し、どのように神を捉え、どのように祀り、畏れてきたかを教えて頂くと、私たちの祖先が自然の中で生きて抜いてきたことの大変さに思いを馳せずにはいられません。そしてお待ちかね、京都のご利益めぐり。水の神(貴船神社、清水寺奥の院、御香宮神社他)、火の神(愛宕神社、由岐神社、清涼寺、水火天満宮他)、海の神(恵比寿神社)、方除け・厄除け(上賀茂神社、東寺他)…と、怒涛のように繰り広げられる京都に溢れるご利益の数々。それぞれに詳細な由来とご利益内容の解説が漏れなくつきます。ご利益は神に限らず仏様の話(薬師如来、観音様、とそれぞれにご利益内容が違うとか)にも及び、これほどにいろいろなご利益を願わずには無事安穏な生活を送ることができなかったことに心打たれます。そして、もちろん京都中のご利益めぐりを現代の私たちもしたくなりますよね! 講座の終わりは「古くから酒の神様として崇められているのはどこか」など、4拓から選ぶ20問のテストを実施(写真は答え合わせ風景)。満点も出て皆さん優秀な成績でした。(設問の正解は「松尾大社」)